「緑の募金」で感謝状 百五銀行に林野庁長官 三重

【感謝状を手にする杉浦頭取(右)と川喜田会長=津市丸之内の百五銀行丸之内本部棟で】

百五銀行は4日、これまでの「緑の募金」への取り組みに対し、林野庁長官から感謝状が贈呈された。

同行では環境保全や地域社会に関わるSDGs(持続可能な開発目標)活動に積極的に取り組んでおり、地球温暖化防止につながる森林づくりを応援する「緑の募金」には平成17年から同行とグループ会社の従業員有志が協力。毎年5月中旬から2週間程度、各部署ごとに募金を募り、グループ全体で毎年50万円―60万程度寄付を行っている。

「緑の募金」には寄付金額に応じた顕彰制度があり、今回「緑の募金」の運営主体である県緑化推進協会が同行の取り組みを中央団体である国土緑化推進機構に申請し、林野庁長官から感謝状が贈られることとなった。林野庁長官から感謝状が贈られるのは県で初めて。

同日、津市丸之内の同行丸之内本部棟で感謝状の授与式があり、県緑化推進協会の川喜田久会長から同行の杉浦雅和頭取に感謝状が渡された。

杉浦頭取は「『百五の森』など環境保全のために色々取り組んできたが、緑の普及のために活動する方々に寄付という形で協力できればもっと広がると思う。今後も活動を続けられるように頑張っていきたい」と話し、川喜田会長は「今後も継続して緑に対して支援いただければ」と感謝した。