選挙ができて良かった 松阪市長選、竹上氏に当選証書

【荒井委員長(左)から当選証書を受け取る竹上氏=松阪市役所で】

【松阪】3日投開票の松阪市長選挙で当選した竹上真人氏(61)は4日、市役所で選挙管理委員会の荒井正裕委員長から当選証書を受け取った。

竹上氏は新人の会社役員小西彦治氏(51)を制し、3選を果たした。投票率は前回比6・01ポイント減の32・27%だった。

竹上氏は報道陣の取材に応じ、「誰と戦ったのか分からない選挙だった。信任投票に近い」と振り返った。3割にとどまった投票率について「低いのは低いが、告示当日まで選挙になるかどうか分からなかった。有権者にきちんと意思表示していただいた」と述べ、「終わってみると、選挙ができて良かった」と総括した。