松阪市長選、竹上氏が3選 新人に大差

【万歳で当選を喜ぶ竹上氏(中央)=松阪市立田町の選挙事務所で】

【松阪】任期満了(10月3日)に伴う松阪市長選挙は9月3日、投開票され、現職の竹上真人氏(61)=石津町=が、新人の会社役員小西彦治氏(51)=兵庫県伊丹市春日丘=を制し、三選を果たした。いずれも無所属。投票率は前回比6・01ポイント減の32・27%だった。

立田町の選挙事務所に支持者らが詰めかけ、一見勝之知事や田村憲久衆院議員らが駆けつけた。

竹上氏は「今回ほどやりにくい選挙はなかった。松阪市のことは松阪市に住んでいる人が決めようという意思を示していただいた」と感謝。「三期目、さらに松阪市を元気にしていきたい」と決意表明し、全員で万歳三唱して祝った。

竹上氏は県職員、県議三期を経て、平成25年の市長選に挑戦して落選。同27年の市長選で初当選し、令和元年に再選した。

当日有権者数は12万9890人(男性6万1920人、女性6万7970人)。

■松阪市長選開票結果(3日午後10時55分結了)
当 34184 竹上真人61無現③
7121 小西彦治51無新