入賞の子どもらに表彰状 住友生命の絵画コン 松阪

【表彰状を受け取り笑顔を見せる森郁人君=松阪市外五曲町の市文化財センターで】

【松阪】住友生命が主催する「第46回こども絵画コンクール」の表彰式が2日、三重県松阪市外五曲町の市文化財センターで開かれ、入賞した約30人が表彰状を受け取った。

今回は「しあわせ、みつけた!」のテーマで、0―12歳までを対象に作品を募集。県内から約2千作品が集まり、この日は同社三重支社の松阪みらい支部で募集した207作品を展示。表彰式では江口武史支社長が入賞者一人一人に表彰状と賞品を手渡した。

0―4歳部門で最優秀賞を受けた森郁人君(4つ)は公園で見つけたヘビの絵を用紙いっぱいに描いた。受賞に「お絵描きが好きで、すごくうれしい」と感想。5・6歳部門では岡崎寛君(5つ)が祖父の家で捕まえたクワガタムシを力強いタッチで描き、最優秀賞を受賞。「賞品ももらえてうれしい」と笑顔で話した。

【最優秀賞を受賞した作品】

最優秀賞の作品は10月に開催される全国審査会での選考に進み、上位に選ばれた約100作品はフランスのルーブル美術館に展示される。

同支部の岩田大一郎支部長は「入賞した子はもちろん、多くの子どもたちにとって貴重な経験になってもらえるとうれしい。来年、再来年と続けていければ」と話した。