ブドウ4品種、収穫最盛期 玉城町の果樹園 お勧めは「マスカット・ノワール」

【マスカット・ノワールを収穫する森本さん=玉城町原の「彩園森本」で】

【度会郡】三重県玉城町原の果樹園「彩園森本」で、甘くて皮ごと食べられる高級ブドウ「シャインマスカット」や、シャインマスカットとジーコを交配した「マスカット・ノワール」など、四品種のブドウの収穫が最盛期を迎えている。

生産者の森本尚文さん(63)と妻のしのぶさん(60)は、令和元年から約10アールのハウスで栽培を始め、子どもらが食べやすいように、種がなく皮ごと食べられるブドウ作りに取り組んでいる。

今年は8月初旬から収穫が始まり、四品種合わせて約4千房の収穫を見込んでいる。9月下旬ごろまで、同果樹園や町内の農畜産物直売所「ふるさと味工房アグリ」などで、1房1000円―2800円ほどで販売する。

森本さんは「ことしもおいしいシャインマスカットができたが、お勧めは肉質がなめらかで甘みが強いマスカット・ノワール。ぜひ、食べてみてください」と話していた。

果樹園の営業時間は午前10時―午後4時半。木曜日は休み。