英語や化学を体験 亀山の児童ら、海星中学・高校訪問 三重

【油汚れの化学実験をする児童ら=四日市市追分1丁目の海星中学・高校で】

【四日市】三重県亀山市東丸町で学習塾や放課後児童クラブなどを運営する「ニシムラ」(西村晋一郎社長)の「西村放課後クラス」の1―6年生76人は30日、遠足をかねて四日市市追分一丁目の私立海星中学・高校を訪れ、同校での学習を体験した。

西村社長の申し出に同校が協力。今月11日に同校で県内外の児童を対象に実施した「オープンスクール」の12体験のうち、英語講座や化学実験、フェンシングなど5つに分かれて体験。それぞれ同校の教諭が講師を務めた。

化学実験では、油の汚れを検証。ラー油を染みこませた布四枚を、水や食器用洗剤、洗濯用洗剤、アルコールの四種類に浸し、一番よく汚れが落ちるのはどれかを実験した。

小学五年生の畠野晴太郎君(10)は「化学が好きなので、油汚れの実験が面白かった」と話していた。西村社長は「児童らにとって、楽しい体験になった」と見守っていた。