台風にも負けず、ヒマワリ見頃 玉城町の休耕地活用の花畑 三重

【見頃を迎えたヒマワリ=玉城町原で】

【度会郡】三重県玉城町原のアスピア玉城周辺の休耕地を活用した花畑でヒマワリが見頃を迎え、訪れた人の目を楽しませている。9月中旬頃まで。

アスピア玉城にある農畜産物直売所「ふるさと味工房アグリ」や地元の若手農家2軒、JA伊勢が連携し、休耕地を活用した花畑を通して地域活性化につなげようと、昨年から取り組む「里山の花畑プロジェクト」の一環。

今年は8月中旬に見頃を迎えていた16万本のヒマワリが、台風7号の影響で倒れるなど被害を受けた。現在、見頃を迎えた約200アールの花畑は別の場所にあり、種まきの時季をずらしていたため、約20万本が黄色い花を咲かせている。アグリの広報担当者によると高さは30―50センチ、花の直径も10―15センチと少し小さめだという。

同担当者は「ちょっぴり小さめですが、台風にも負けなかったヒマワリを見に来てください」と話した。