夏の甲子園「経験でき満足」 いなべ総合・水野投手、亀山市長に報告 三重

【櫻井市長(右)を表敬訪問した水野さん=亀山市役所で】

【亀山】阪神甲子園球場で開催した「第105回全国高校野球選手権大会」に七年ぶりに出場した、三重県立いなべ総合学園高校野球部の3年生、水野陸翔さん(17)=亀山市阿野田町=は28日、亀山市役所で櫻井義之市長を表敬訪問し、大会について報告をした。

11日の第一試合で沖縄尚学高校と対戦し、水野さんが先発登板した。六回まで投げたが、二回裏に3点を取られ、3対0で初戦敗退した。

水野さんは「初めての甲子園のマウンドでしたが、緊張することなく投げれました。二回裏に3点取られたことが悔しかった。でも、この経験を得たことに満足しています」と述べ、「大学に進学し、体作りに専念しプロを目指したい」と抱負を語った。

櫻井市長は「試合には負けたが素晴らしい試合でした」とねぎらい、「野球をする子どもたちにつながるよう、さらに成長し活躍することを期待しています」と話した。