「ベルディPay」来月20日から一次販売 鈴鹿市のプレミアム付デジタル商品券

【プレミアム付きデジタル商品券「ベルディPay」について説明する末松市長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の末松則子市長は24日の定例記者会見で、市民対象の同市プレミアム付きデジタル商品券「ベルディPay」一次販売を9月20日から10月11日まで実施すると発表した。10月23日から令和6年1月31日まで利用できる。プレミアム率は30%。

同商品券の発行は昨年に続き2回目。1人当たりの購入上限額は1万円で、5万2千人まで購入できる。発行総額6億7600万円(額面1万3千円)。

原油や物価の価格高騰による市民の経済的負担軽減と市内での消費喚起、市内経済活性化、キャッシュレス化促進が狙い。専用アプリを使用し、店頭のQRコードを読み取って決済する仕組み。

販売申し込み期間中に市内公民館などで利用者向け説明会を実施するほか、イオン鈴鹿店内や市役所に相談窓口を開設する。

併せて、9月1日から市内に店舗などの営業拠点がある事業者を対象に、参加店を募集。市は昨年の実績を踏まえ1000店舗の参加を想定する。

同商品券発行の周知については、同日から特設ホームページを開設するとともに、市広報を活用する。

末松市長は「多くの市民に活用してもらえれば」と話した。