公民館の役割よく分かった 鈴鹿で高田短大生、社会体験学習報告展 三重

【10日間の社会体験学習を終えた6人と杉谷さん(後列右)=鈴鹿市江島本町の白子公民館で】

【鈴鹿】「地域のみなさん! ありがとうございました」―。三重県鈴鹿市江島本町の白子公民館で社会体験学習を修了した、津市の高田短期大学キャリア育成学科オフィスワークコース1年生6人の10日間を、写真50点に川柳風のコメントを添えて紹介した「社会体験学習~10日間の報告展」が22日、同館ギャラリーで始まった。9月8日まで。

森苺花さん(18)と佐藤璃空さん(19)、杉本愛莉さん(19)、田中幸来さん(18)、千葉琴心さん(19)、若林麗愛さん(18)の6人。8日から22日までの土日、天候不順日を除く10日間、同館の松井里美主事らの指導で研修した。

地域の高齢者への「初心者向けスマホ活用講座」、夏休みの子どもたちと楽しんだ「鉄道模型クラフト教室」、企画運営を任された「親子ふれあいサロン・プチ夏祭り」に向けての準備風景、当日の様子を捉えた写真などが並ぶ。

6人は10日間を振り返って「幅広い年齢層の方々との交流でコミュニケーション能力や協調性が高められた」、「地域に密着した公民館の役割が理解できました」などと話していた。同短大ボランティアコーディネーターの杉谷美華さん(42)は「それぞれが得たものは大きかったと感じる」と語った。