表情豊か、陶人形 四日市市で福島さん個展 三重

【作品を紹介する福島さん(左)=四日市市安島の山画廊で】

【四日市】名古屋市の陶芸家、福島輝哲(てるあき)さん(48)の陶展が、三重県四日市市安島の山画廊で開かれている。ウサギ、ネコ、座敷童子(ざしきわらし)などを題材にした表情豊かな陶人形や食器など約百点を展示、販売している。27日まで。

今にも飛び跳ねそうな躍動感のある2匹のウサギをあしらったついたてや、「掻(か)き落とし」という技法を使って繊細な花模様が施された動物など個性的な作品が並ぶ。ネコをモチーフにしたマグカップや豆皿もある。

山画廊での個展は2年ぶり。福島さんは「今年の干支(えと)・ウサギをメインにして、作品をそろえてみた。楽しんで見てもらえるとうれしいです」と話した。最終日の27日は、福島さんが在廊する。