ホンダ鈴鹿が4連覇 三重県知事杯・社会人大学野球選手権

【皇學館大―ホンダ鈴鹿 六回裏1死一、三塁の好機でホンダ鈴鹿1番長が左前に勝ち越しの適時打を放つ=ダイムスタジアム伊勢で】

第4回三重県知事杯争奪社会人・大学野球選手権大会(伊勢新聞社など後援)は最終日の20日、伊勢市楠部町のダイムスタジアム伊勢で準決勝、決勝があり、ホンダ鈴鹿が4大会連続4度目の優勝を果たした。

【皇學館大―ホンダ鈴鹿 七回表 4点ビハインドの皇學館大、2死一塁から4番中川の適時三塁打で1点返す(写真は三塁に頭から飛び込む中川)=ダイムスタジアム伊勢で】

ベスト4進出チームのうち半分を学生チームが占めたが、都市対抗野球の優勝経験もある社会人チームのホンダ鈴鹿が4連覇を達成。準決勝で鈴鹿大を7―0、決勝で皇學館大を7―4で退けた。

決勝後、個人賞の発表もあり、最優秀選手賞を今大会、ホンダ鈴鹿の1番打者としても活躍した長壱成捕手が受賞。敢闘賞には準優勝の皇學館大から中軸打者の中川聖也内野手が選ばれた。

大会は社会人野球のJABA三重県野球連盟と三重学生野球リーグが、両団体のレベルアップにつなげるため年1回開催。今年から社会人野球のローカル大会などで採用されている7イニング制が導入された。

ホンダ鈴鹿・久芳修平監督の話 4連覇を達成することができたが、年々大学野球のレベルが上がり、三重の野球の底上げを感じている。今回の結果に満足せず、県内の野球界を引っ張る立場の自分たちもさらにレベルを上げていきたい。