沖縄の慶良間島などで撮影 玉城町で林さん写真展 三重

【慶良間島などで撮影した写真を紹介する林さん(右)=玉城町原の「摘み草かふぇ 陽光桜のかぜ」で】

【度会郡】三重県玉城町原の「摘み草かふぇ 陽光桜のかぜ」で、同町上田辺のアマチュア写真家、林隆久さんが7月上旬に沖縄県の慶良間(けらま)島などで撮影した作品が並ぶ写真展「島からの便り」が開かれている。31日まで。水曜日は休み。

林さんは学生時代から写真を始め、就職後は会社の写真クラブに入って本格的に撮影を開始。休止期間もあったが、町民講座の受講をきっかけに再びカメラを手にし、仲間と「写真クラブたまき」を結成した。現在は地元周辺の四季の風景を中心に、さまざまな被写体の撮影を楽しんでいる。

会場には、ケラマブルーと呼ばれる美しい海を切り取った作品や、激しいスコールの後に出会った神秘的な夕景、陶芸体験で作ったシーサーと一緒に写した海辺の風景、スマートフォンを使ってヤドカリと同じ目線で撮影した作品など10点を展示し、さわやかな夏を表現している。

林さんは「沖縄らしい南国の雰囲気を感じてもらえれば」と話していた。