本国体切符懸け熱戦 東海ブロック大会、三重で集中開催

【ラグビー少年男子 三重―岐阜 後半、突破を試みる三重WTB西地=鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿・サッカーラグビー場で】

鹿児島県でこの秋開催される特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の地区予選を兼ねた東海ブロック大会が19、20日の両日、三重県内で集中開催される。ラグビー、ハンドボールなど15競技で東海4県の代表が出場し、本国体の出場切符も懸けた熱戦を展開する。

鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿では19日、同施設を会場とするラグビー、ハンドボール、ソフトテニスの3競技が行われた。このうち県内4つの高校の選手から構成するラグビー少年男子県選抜は1回戦の岐阜選抜戦を40―12で制し、前年度花園ベスト16の中部大春日丘勢が中心の愛知選抜との決勝に駒を進めた。

昨年12月から今年8月まで計4度の選考会を経て選ばれた23人。学校は異なるが中学時代15歳以下県選抜で活動した選手が多く主将のSH山川雄摩(朝明)は「懐かしくプレーできた」。定時制3年で今大会が高校入学後最初の公式戦となるWTB西地来希(木本)は21点リードで迎えた後半20分からWTBで出場。「うまく行かないこともあったが試合は楽しめた」と声を弾ませた。