「昔のくらし 久居のようす」企画展 終戦後の航空写真、昭和初期の生活道具

【大正―昭和初期の生活道具が並ぶ会場=津市久居東鷹跡町の久居ふるさと文学館2階で】

【津】昭和初期の生活道具や三重県津市久居地区の終戦後の航空写真などを紹介する企画展「昔のくらし 久居のようす」が、同市久居東鷹跡町の久居ふるさと文学館2階展示ギャラリーで開かれている。入場無料。20日まで。午前10時―午後4時(最終日は午後1時まで)。

ボランティアガイド団体「久居城下案内人の会」が毎年この時期に開く。

大正―昭和初期の生活道具のコーナーでは、炭を入れて使う陶製のこたつや謄写版の印刷機など約100点が並ぶ。久居藩祖藤堂高通公ゆかりの寺など地域の名所旧跡の資料約90点や、昭和20年代に米軍が撮影した1メートル四方の久居地区の航空写真6枚の展示もある。

同会の森下隆史代表(79)は「久居の歴史について多くの人に知ってほしい。夏休みの宿題の相談にも乗るので気軽に訪れてほしい」と話している。