ボクシングの市野兄弟ら健闘誓う 26日から大阪で全国大会 鈴鹿市長を訪問

【全国大会に向けて意気込みを見せる市野愛龍選手(左)と弟の獅龍選手=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】26、27日に大阪府で開催する「第10回全日本UJボクシング王座決定戦」に、東日本代表で出場する三重県鈴鹿市立平田野中3年の市野愛龍選手(15)、同市立庄野小6年の市野獅龍選手(12)の兄弟が18日、同市役所で末松則子市長に健闘を誓った。

2人は父親が経営するボクシングジムで、小学1年のころからボクシングを学び始めた。現在は1日2時間程度練習するという。

7月に茨城県で開催した「第9回全日本UJボクシング王座決定戦東日本代表選考会」には、東海ブロック代表で出場。全国5ブロックの代表とトーナメント方式で競い、愛龍選手は「中学生男子57キロ級」、獅龍選手は「小学生男子37キロ級」でそれぞれ優勝し、全国大会への出場を決めた。

来庁した愛龍選手は「東日本大会では全部1Rで勝ったので、全国でも1Rで倒して優勝したい」、獅龍選手は「全国では自分のパンチを全部当てて1Rで勝ちたい」とそれぞれ意気込みを語った。

末松市長は「目標に向かって、確実に自分がやるべきことを大会で発揮してほしい。応援している」と激励した。