「台付甕」をつくろう 松阪、来月17、18日に実験考古学 三重

【納所遺跡から出土した台付甕(県埋蔵文化財センター提供)】

【松阪】三重県埋蔵文化財センターは9月17、18の両日午後1時半から、松阪市嬉野川北町の同センター嬉野分室学習棟で今年度第2回なんでも実験考古学「台付甕(だいつきがめ)をつくってみよう」を開催する。参加費無料。小学5年生以上が対象。参加者を8月16日から9月13日まで先着20人募集する。

実験を通して楽しみながら古代の技術を探求し、郷土の歴史を深く理解する狙い。津市の納所遺跡など東海地方を中心に弥生時代の終わりから古墳時代の初めにかけて使用された台付甕の制作に挑戦する。後日、職員らが焼成し、11月19日に完成品を使ってご飯を炊く催しを開く。

申し込みは同センターホームページから。問い合わせは同センター=電話0596(52)7034=へ。