24日まで毎夜連続花火 鳥羽、終了後には清掃活動も 三重

【花火の打ち上げが終了した佐田浜周辺の清掃活動に取り組む参加者ら=鳥羽市で(鳥羽旅館組合提供)】

【鳥羽】鳥羽旅館組合と小浜旅館街活性化組合は24日まで、鳥羽湾を打ち上げ花火で彩る「夏の鳥羽湾毎夜連続花火」を開催している。10日には、佐田浜(5―9日)での打ち上げが終了したことを受け、主催した鳥羽旅館組合の組合員ら11人が佐田浜周辺の清掃活動に取り組んだ。

宿泊利用者らに鳥羽湾の夜景を楽しんでもらおうと、平成10年から毎年開催。コロナ禍も中止せず、25年間続けてきたという。

期間中は連日午後8時半から約五分間にわたって花火を打ち上げる。鳥羽旅館組合主催で10―14日は安楽島湾、15―19日は小浜湾で行い、小浜旅館街活性化組合主催で20―24日に小浜湾で実施する。天候によって中止になる場合があるため、鳥羽旅館組合のホームページから打ち上げの有無が確認できる。

鳥羽旅館組合の迫間優子理事長は「鳥羽には海の近くに宿泊施設がたくさんあり、旅館のお部屋でくつろぎながら間近で花火を見ることができます。夏休みのご予約をお待ちしています」と話していた。