架空請求詐欺で50万円被害 志摩の70代女性 三重

【鳥羽】三重県警鳥羽署は10日、志摩市の70代女性が現金約50万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。架空請求詐欺とみて調べている。

同署によると、7月26日に女性の携帯電話にNTTファイナンスを名乗るショートメールが届いた。女性が記載の連絡先に電話したところ、男に「ウイルスで利用料金が未納になっている。入金しないと東京地方裁判所から手紙が来る」と要求されたため、指示に従う形で志摩市内の金融機関内ATM(現金自動預払機)を通じて現金を送金したという。

返金される約束だったが連絡が取れなくなったため、女性が同市内の郵便局を通じて通報して発覚した。