40円の引き上げを答申 三重地方最低賃金審議会

三重地方最低賃金審議会(安井広伸会長)は7日、県内の最低賃金(時給)を40円引き上げて973円とするよう三重労働局に答申した。10月1日から適用される見通し。

労働局によると、引き上げ率としては4・3%。4・39%を引き上げていた平成4年10月以来の水準となる。昨年度の引き上げ額は31円、引き上げ率は3・4%だった。

厚生労働省の中央最低賃金審議会が先月28日に示した全国平均(41円増)を目安に引き上げ額を検討。使用者側と労働者側の代表への聞き取りも実施した。