「チームマネジメント講座」始まる 津で中小企業大学校サテライトゼミ

【原氏(中央奥)の講義を受ける参加者=津市桜橋の県教育文化会館で】

【津】中小企業大学校瀬戸校のサテライトゼミ「チームマネジメント講座」が8日、津市桜橋の三重県教育文化会館で始まった。9日までの2日間、計12時間にわたり、講義と演習でリーダーの役割や行動を学ぶ。

中部産業連盟東京事業部上席主任コンサルタントの原裕二氏を講師に招き、中小企業基盤整備機構中部本部と県信用保証協会が共催する講座で、組織の活性化や生産性向上のための人材育成が目的。津、四日市、伊勢など県内各地の中小企業の20―50代の後継者や管理者ら18人が参加している。

初日は3グループに分かれて管理者に求められる役割について学んだ後、具体的な状況を設定し、与えられた情報を頼りに解決策を話し合った。班ごとに発表し、良かった点と改善点を振り返った。

9日もグループワークを重ね、最終的に各自が自社で実践するための行動計画を作成する。