皇学館大が初の1勝 JABA高山市長旗・飛騨市長杯社会人野球

【皇學館大―ロキテクノ富山 8回表、皇學館大7番DH大川が中越えソロ本塁打。皇學館大7点目=サン・スポーツランドふるかわで】

社会人野球の第37回JABA高山市長旗・飛騨市長杯争奪高山大会(日本野球東海地区連盟主催)は8日、岐阜県飛騨市のサン・スポーツランドふるかわ野球場などで開幕。予選リーグ4試合が行われ、本県から出場の皇學館大は、昨年の都市対抗野球本戦出場のロキテクノ富山を8―2で退けた。三重県大学選抜チームで昨年1勝を挙げているが、大学単独では初の1勝。

皇学館大は下位打線の活躍で逆転勝ち。1点を追う二回、7番大川陸(4年・飯山)の左前同点適時打、9番木村豪(4年・久居農林)の勝ち越しの左越え3ランでこの回一挙4点を奪って逆転。佐野瑠勇(3年・神戸)、杉浦到磨(3年・愛知啓成)、笠井永都(3年・松阪)、宮崎将通(4年・中部大春日丘)の継投で反撃をかわした。

【皇學館大―ロキテクノ富山 8回から継投し2回1安打無失点で試合を締めた皇學館大・宮崎=サン・スポーツランドふるかわで】

東海3県を中心に社会人チームと学生チームの計8チームがAとB、2つのグループに分かれて8―10日、予選リーグを行い、各グループ1位が11日の決勝に進む。三重県学生リーグ優勝校として出場の皇学館大はロキテクノ富山のほか、今年の都市対抗野球優勝のトヨタ自動車(愛知)、東海大静岡キャンパスと同じBグループ。9日午前10時から高山市の中山公園野球場でトヨタ自動車と対戦する。