全国大会へ健闘誓う 鈴鹿の社会人サッカーチーム「ラ シーマ」 三重

【全国大会に向けて意気込みを見せる(右から)若畑監督、伊藤主将、池本副主将、渡邊選手=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】9月30日―10月2日に長崎県で開催する「JFA第11回全日本O―40サッカー大会」に、東海地区代表として出場が決まった三重県鈴鹿市の社会人サッカーチーム「LA cima(ラ シーマ)」の選手らが7日、同市役所で末松則子市長に健闘を誓った。

同チームは日本一を目指して昨年設立。市内を中心とした40代以上の38人が所属し、同市立大木中学校で週1回の練習などをする。昨年の県シニアリーグ戦(O―40)では15戦を全戦無失点で優勝した実績がある。

6月4日に三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で開催した同大会東海予選には県代表で出場。静岡を含む東海4県の各代表がトーナメント戦で競い、同チームは第一試合を静岡県代表の藤枝フットボールクラブと対戦。2対1で勝った。

上位2チームが全国大会に出場することから決勝戦はせず、岐阜県代表と対戦して勝った愛知県代表に同チームがじゃんけんで勝ち、第一代表に決まった。

この日、来庁したのは若畑達三監督(43)=同市高岡台1丁目=、伊藤優主将(41)=三重郡菰野町=、池本哲也副主将(42)=同市岡田3丁目=、渡邊拓郎選手(41)=同市肥田町=の4人。伊藤主将は「優勝して全国一になれたら」と意気込みを述べた。

末松市長は「県代表だが鈴鹿に縁が深いチーム。応援している」と激励した。