延べ4万2千人が観戦 鈴鹿8耐、ライダーらの熱い走り応援

【ライダーらの熱い走りを応援する観戦客ら=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングで】

【鈴鹿】国内最大級の二輪耐久レース「鈴鹿8時間耐久ロードレース」が、三重県鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで閉幕した。3日間で延べ4万2千人(主催者発表)のモータースポーツファンが観戦し、ライダーたちの熱い走りを応援した。

昨年は4日間の日程で開催したこともあり、前回より2千人の減少となった。

同サーキットを運営するホンダモビリティランドの斎藤毅社長は「4年ぶりとなる音楽フェスをはじめ、さまざまなイベントも開催でき、多くのお客様に真夏のバイクの祭典をお楽しみいただけたことを大変うれしく思います」とコメントした。

決勝のこの日は2万5千人が観戦。5歳の双子男児と3人で観戦に来たという埼玉県和光市の柳原朋子さん(38)は「二輪レースが好きで20代から8耐には何度も来ているが出産後は初めて。レースも見るけどお祭り感覚のこの雰囲気が好き。久しぶりだが変わっていないので安心した」と話した。