鈴鹿8耐、HRCが2連覇 地元TSRは4位

【一斉にスタートするライダーら=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットで6日、国内最大級の二輪耐久レース「鈴鹿8時間耐久ロードレース」の決勝があり、予選ポールポジションの「Team HRC with Japan Post」が優勝し、2連覇を達成した。

決勝レースは午前11時半、参加した全チームの50台が一斉に出走。レース自体はマシントラブルや転倒など波乱含みの展開となったが、HRCはスタート直後にトップを奪われたものの、安定した走りで首位奪取し、独走態勢で216周を快走した。2位は「TOHO Racing」(215周)。完走は45台。結果はいずれも暫定。

10番手でスタートした市内チーム「F.C.C.TSR Honda France」は序盤の転倒をきっかけに順位を落とし、4位まで追い上げたが表彰台を逃した。

一方、レースは世界耐久選手権の第3戦を兼ねており、TSRは19ポイントを獲得。世界ランキング1位を決めた。

藤井正和総監督は「みんながよくやった結果。満足。トップで(世界耐久選手権の)最終戦に臨む」と意気込みを語った。