一見知事が新型コロナ感染 公舎で療養、リモート公務 三重

三重県は6日、一見勝之知事(60)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。発熱の症状があり、10日まで知事公舎で療養する。

県によると、一見知事は5日から熱があり、6日に津市内の応急診療所で検査を受けたところ陽性と判明した。軽症とみられる。

登庁は最短で連休後の14日となる見込み。公舎での療養中は、電話やタブレット端末などを使ってリモートで公務を行う。

会議で同席した職員が感染した情報などはなく、感染経路は分かっていないという。ワクチン接種は5回目まで受けていた。

7日に予定していた尾上壽一紀北町長との「円卓対話」は延期する。表敬訪問などは副知事が代理で出席するなどして対応する。

職務代理者を充てる予定はない。秘書課は「電話で連絡が取れるため、緊急時の対応に問題はない」としている。