川遊び、飯ごう炊飯楽しむ 児童ら石水渓キャンプ テントで1泊 亀山

【川遊びを楽しむ児童ら=亀山市安坂山町の石水渓で】

【亀山】三重県の亀山市地域社会振興会(岸英毅理事長)は3、4の両日、同振興会が管理する同市安坂山町の石水渓キャンプ場施設で、「石水渓キャンプ教室2023」を開き、市内の小学3―6年生計41人(男児24人・女児17人)が参加した。県シェアリングネーチャー協会の会員4人が協力した。

教室は毎年、青少年の健全育成を目的に開いているがコロナの影響で3年ぶりに開催した。

初日の3日は、ライフジャケットを着用して「川遊び」をし、飯ごうで炊いたご飯に自分らで調理したカレーを盛り付け、味わった。また、自分らで張ったテントで1泊した。

4日は、全員が午前5時半に起床し、石水渓周辺を散策した後、同6時半からラジオ体操をするなど、児童らは2日間のキャンプ体験で、集団生活で互いが協力し合う精神を養った。

市立関小学校3年生の小坂英奈さん(8つ)は「川遊びで、魚を見つけたりして楽しかった。新しい友達もできた」、同振興会職員は「天候にも恵まれ、テントの中で遅くまで起きている子もいたが、皆に楽しんでもらえてよかった」と話していた。