大井選手が日本記録更新 鈴鹿市長に報告 フリーダイビング世界大会

【「来年は世界記録を超えたい」と意気込みを語る大井選手=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】6月10日―17日に韓国済州島で開催したフリーダイビングの世界大会「AIDA WORLD CHAMPIONSHIP JEJU2023」で、自身の日本記録を更新した三重県鈴鹿市稲生西2丁目の大井慎也選手(44)が4日、同市役所で末松則子市長に成績を報告した。

大井選手は市内でフリーダイビング店を経営しながら、インストラクターを務める。大会ではフィンをつけて息を止め、水平に何メートル泳げるかを競う「DYN」の競技で245メートルの記録を出し、自身が昨年の同大会で出した235メートルの日本記録を更新した。

そのほか、フィンなしで息を止め水平に何メートル泳げるかを競う「DNF」で、180メートルの日本記録も持つ。

来庁した大井選手は「来年は301メートルの世界記録を超えたい」と意気込みを語った。

末松市長は「世界の舞台で活躍することを期待している」と激励した。