目標はベスト8 夏の甲子園出場のいなべ総合、知事を訪問

【一見知事(中央)に甲子園への意気込みを語った選手ら=県庁で】

第105回全国高校野球選手権記念三重大会で優勝した県立いなべ総合学園高の選手4人と尾﨑英也監督が2日、県庁で一見勝之知事に優勝を報告し、甲子園への意気込みを語った。

三年の堂上陸翔主将は「(三重大会に出場した)63校60チームの思いを背負い、粘り強い野球をしたい」と甲子園への抱負を語った上で「目標はベスト8」と強調した。

尾﨑監督は「人間力で勝て」をキーワードに精神力を重視した指導をしていると紹介。3試合で逆転勝ちをした三重大会について「心の強さで粘り強い試合ができた」と振り返った。

一見知事は「よく頑張った。県で頂点に立ったのは素晴らしい」と選手らをたたえた上で「甲子園では思いきりやってほしい。悔いのない大会になるよう期待している」と激励した。

第105回全国高校野球選手権大会は6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。初戦の対戦相手は3日の抽選会で決まる。同校の選手らは2日午後、甲子園に向けて出発した。