公園の公衆トイレを清掃 津の学童保育「どんぐりの家」 三重

【トイレ掃除に汗を流す児童ら=津市久居新町の久居駅東口緑の風公園で】

【津】三重県津市の広域型学童保育「どんぐりの家」の児童が2日、同市久居新町の久居駅東口緑の風公園の公衆トイレを清掃した。市内2カ所の学童施設に通う4―6年の男女児41人が手分けしてトイレの便器や壁、洗面台などを磨いた。

夏休みに環境や社会貢献の意識を高める目的で6年ほど前から実施する活動で住宅設備会社「リクシル」三重営業所と共催している。

児童はほうき▽雑巾▽メラミンスポンジ▽デッキブラシ―などの道具を手に担当の場所につき、便器の汚れを落とし壁や洗面台を磨いた。水を流して床をこすったり天井のクモの巣を落としたり、汗だくになって取り組んだ。

市立立成小6年の奥山瑠愛さん(11)は「デッキブラシは最初は黒い水だったけど何度もこすったらきれいになった。普段経験できないことができてうれしかった」、市立高茶屋小4年の大岩空歩さん(10)は「皆できれいにするのは楽しかった。人の使うところは自分もきれいにしようと思う」と話した。