5000発、夜空彩る 津花火大会にぎわう

【夜空を彩る打ち上げ花火=津市内で】

「第70回津花火大会2023」(同大会実行委員会主催、伊勢新聞社後援)が29日夜、同市津興の阿漕浦海岸であった。昨年はコロナ禍で打ち上げ時間を短縮し飲食を控えるなどしたが、今年は会場付近に屋台も出てコロナ禍以前の形で開催。5千発以上の多様な花火が大勢の来場者を魅了した。

【夜空を彩る打ち上げ花火=津市内で】

大会は、津の夏の風物詩として大正時代からの歴史を持つ。

【夜空を彩る打ち上げ花火=津市内で】

この日は午後8時から約1時間、同海岸沖南方の海上から打ち上げ、フィナーレの「黄金大瀑布(ばくふ)」では最大10方向に発射された花火の迫力に、見物客から拍手と歓声が上がった。