通信指令、津署が優勝 三重県警が競技会

三重県警は25日、津市栄町一丁目の県警本部で110番受理後の初動対応の正確さなどを競う通信指令競技会を開いた。18警察署から代表チームが参加し、津署が平成22年以来2度目の優勝となった。

事案発生直後の初動対応や通信指令の技能を審査する場として平成21年度から開催。各署から2人1組合計36人が参加し、15分間のロールプレイング方式で技能を競った。

この日は猟銃を奪った犯人による強盗傷害事件を想定。初任科修了から5年以内の若手警察官による現場担当と、45歳未満の警部補か巡査部長が担当する通信指令担当が連携して必要な聴取や各担当への連絡などを確認していた。

通信指令課の米田元彦次長は「通信指令技能を高めて初動警察活動を向上させていきたい」と話していた。

上位結果は次の通り。

優勝=津署▽準優勝=津南署▽3位=伊勢署