街路樹に車衝突、乳児死亡 四日市の市道、母親重傷 三重

【四日市】27日午後11時35分ごろ、三重県四日市市楠町北五味塚の市道を東進中の乗用車が、反対車線沿いの街路樹に衝突。後部座席に乗車していた名古屋市中川区大山町の男児(7カ月)が全身を強く打ち、約1時間半後に搬送先の四日市市内の病院で死亡したほか、同乗していた母親(25)も足の骨を折る重傷を負った。運転していた父親の会社員男性(25)にけがはなかった。

四日市南署によると、現場は片側1車線の直線道路。車は3列シートで、2列目にチャイルドシートが設置されていたが、男児と母親は座席を倒してマットレスを敷いた3列目の後部座席に乗車していたとみられる。詳しい原因を調べている。