米NYの感動描いた大作絵画も 桑名で「彩りの会」作品展 三重

【油彩画の大作を紹介する惠村さん(左端)=桑名市大仲新田の川スミメガネ本店で】

【桑名】三重県東員町笹尾東の画家岡田佐江子さん(72)が指導する絵画グループ「彩りの会」の作品展が28日、桑名市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで始まった。メンバー11人と講師の岡田さんが、新作を中心に35点を紹介している。8月3日まで。

会場でひときわ目を引いていたのが、80号の油彩画の大作。惠村陽一さん(79)が、米国・ニューヨークを訪ねた際の感動を作品にした。楽器を演奏する人とカモメを色彩豊かに描いている。

メンバー最高齢の96歳になる吉村福治さんは、黒いショールを羽織る女性を描いたパステル画を出品した。繊細な色彩で表現した水彩画も並ぶ。

会の代表を務める水原俊郎さん(73)は「先生の指導は一人一人自由にやらせてくれ、それぞれの個性がよく出ている。いろんな作品があって、楽しんで見てもらえると思う」と話した。