押し花、レカンフラワー78点 亀山で「アトリエののはな」作品展 三重

【78点の作品が並ぶ会場=亀山市東御幸町のSC「亀山エコータウン」で】

【亀山】三重県の亀山、津の両市で教室や講座を開いている「アトリエののはな」の主宰者・伊東邦枝さんと生徒14人の第16回「押し花&レカンフラワー作品展」が28日、亀山市東御幸町のショッピングセンター「亀山エコータウン」で始まった。30日まで。午前10時―午後7時(最終日は午後5時)。

レカンは、フランス語で「宝石箱」の意味。レカンフラワーは、花や葉などの植物を特殊な技法で乾燥させて作るため、自然な色や形を長時間保つことができる。

「草花に想いを託して」と題した同展には、草花で施した「花火」など押し花64点と、パステルで描いた絵に草花や木の葉などを額に密封したレカンフラワー14点の作品計78点が並ぶ。

また、会場の一角には、子どもたちの夏休みの自由研究に役立ててもらえるよう、「セイヨウタンポポ」「ナズナ」など植物の標本4点も展示した。

伊東さんは「押し花とレカンフラワーの魅力を知ってもらえれば」と話していた。また、期間中、押し花体験やコースター、うちわなどの小物を販売。収益金の一部は、慈善団体に寄付するという。