「負けた高校生の分も活躍を」 いなべの甲子園出場で三重県知事

一見勝之知事は28日の定例記者会見で、第105回全国高校野球選手権記念三重大会で優勝し、7年ぶり3回目の夏の甲子園出場を決めたいなべ総合学園に「負けた高校生の分も背負ってぜひ活躍して」とエールを送った。

一見知事は会見で、決勝で繰り広げられた宇治山田商との接戦を「点の取り合いで良い試合だった」などと講評。敗れた宇治山田商を「残念だったが健闘した」とたたえた。

炎天下での試合については「最終的に開催時期は高野連が決めること」としつつ「(選手や観客の)健康が心配。幸いにして大きな事故はないが、配慮していただけたら」と述べた。