子どもに優しいまち実現へ 鈴鹿市が「こどもまんなか応援サポーター」宣言 三重

【「こどもまんなか応援サポーター」宣言をする末松市長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の末松則子市長は28日、定例記者会見で、こども家庭庁が推進する「こどもまんなか社会」の趣旨に賛同し、市が「こどもまんなか応援サポーター」として、子どもに優しいまちに向けた取り組みを進めることを宣言した。県内では四日市市に次いで2市目。

「こどもまんなか社会」では、子どもに関する取り組みや政策を社会の真ん中に置くことを指す。

末松市長は「今後、『こどもまんなか社会』の視点を取り入れながら、子どもに優しいまちの実現を目指していく」と述べた。

取り組みの第1弾として、8月27日午前10時―午後3時まで、市保健センターと市立西条保育所で、小学生くらいまでの子どもを対象にした夏祭り「すずっこランド2023」を開催する。

そのほか、9月には子育て応援講座、12月には子育て支援センターりんりんオープニングイベントなどを計画しており、参加した市民らがSNS(交流サイト)を通じて取り組みを発信することで、社会機運の醸成を図る。