米ロングビーチ市を訪問へ 来月11日から四日市市長ら

【記者会見でロングビーチ市に寄贈する記念プレートのデザインを示す森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市の森智広市長は25日の定例記者会見で、8月11―16日に市長や樋口龍馬市議長ら6人の公式訪米団が、今年で姉妹都市提携60周年を迎える米国ロングビーチ市を訪問すると発表した。

森市長らは同市市長を表敬訪問し、交流の成果の確認と今後の交流事業について意見交換するほか、市内中学校、コンベンションセンターなどを訪問する。さらに、記念式典に参加して市民と交流するほか、同市が市内の公園の一部を整備した「ヨッカイチ・フレンドシップ・ガーデン」に両市の友情の証として、姉妹都市ロゴマークが刻まれた記念プレートを寄贈する。

両市は現在、①交換学生・教師派遣②英語指導員招請③地球環境塾開催④医療交流―などの交流事業を行っているほか、11月にはロングビーチ市訪日団受入、ロングビーチ公園への記念遊具設置を予定している。

森市長は「55周年でも訪問したが、昨年12月に交代された新市長に初めてお会いするので、節目を確認し合い、絆を深めていければ」と強調。

その上で「両市の交流は歴史があり、国際交流の象徴的な取り組みとして、より一層強化していかねばならない。コロナ明けでムードも上がっており、子どもたちの国際感覚が育つように、また多くの方に海外に目を向けていただけるように、発信していきたい」と語った。