季節の彩り、さわやかに表現 玉城町で水彩画教室作品展 三重

【季節を彩る花や果物などを描いた水彩画が並ぶ会場=玉城町宮古のギャラリーボナール伊勢玉城館で】

【度会郡】三重県玉城町宮古のギャラリーボナール伊勢玉城館で、南伊勢町斎田の画家で陶芸家の荘司武臣さんが主宰する水彩画教室の作品展「季節の彩り」が開かれている。30日まで。

志摩や鳥羽、伊勢市の50―80代の女性12人が月1回、志摩市阿児町にある教室に集まり、荘司さんの指導の下、楽しみながら四季折々の花々や果物、野菜などを透明水彩で描いている。

同展には、荘司さんと生徒らが新作やこれまで描きためた中からお気に入りの作品を選んで1人3点、計39点を出展した。

優しい色合いで細部まで丁寧に描き込んだトケイソウやグラジオラス、カーネーション、アジサイなどのほか、ブドウや洋梨、ビワなどの果物をみずみずしく表現した作品が並ぶ。

荘司さんは「すっきりした良い作品がそろった。夏の暑い時季、水彩画ならではの爽やかさを感じてもらえたら」と話していた。