東員町の檜山さん絵画展 桑名のギャラリー

【個展を開いた檜山さん=桑名市大仲新田の川スミメガネ本店で】

【桑名】三重県東員町笹尾西の檜山(ひやま)雄二さん(74)は21日、桑名市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで作品展を開き、絵画25点を展示した。27日まで。

作品は水彩、アクリル、墨、クレパスなどを使って仕上げた。「飛翔」と題した作品は透明水彩絵の具で、海の上を悠々と飛ぶカモメを描いている。ヒマワリとサルスベリ、水の中に落ちるミニトマトなど、爽やかさやみずみずしさを表現した夏らしい作品がそろう。

田舎道を自転車で通学する学生を描いた絵の横には、「梅雨入りの 通学路行く 銀輪の 夏風涼し 白きシャツきて」と、この作品を見て詠んだ自作の短歌を紹介している。

檜山さんは、東員町といなべ市で活動する水彩画グループ「楽絵筆」に所属する。個展は今回で6回目。「水彩だけでなく、いろんな画材で作品を仕上げてみた。画材によって、表現やイメージが変わるところを見てもらえたら」と話した。