「ブドウ」モチーフにグラスアート 亀山市立図書館で9人の作品展 三重

【グラスアート展を開いた竹島代表(右端)と井上館長(左から2人目)ら=亀山市御幸町の市立図書館で】

【亀山】三重県亀山市アイリス町の自宅と県内10カ所で「グラスアート教室」を開いている、アトリエKako代表の竹島愛佳さんと、市立図書館(井上香代子館長)は15日、同市御幸町の同館内情報プラザで、「九人の作家が織りなす光と色の世界」と題した「アトリエKakoグラスアート展」を始めた。21日まで。午前9時―午後8時。火曜は休館。

竹島代表の教室で講師の資格を習得した人らの中から、市内外の8人に声かけし、同じブドウの図柄を用いて、それぞれが、自分流の表現で作品を制作した。

8人は、伊藤由佳さん、落合弥生さん、黒田智子さん、服部理佳さん、広森ちな子さん、古市あゆみさん、松葉眞理子さん、油田英子さん。

会場には、竹島代表が透明のアクリル板に専用のフィルムを貼り、リード線で縁取った、横1・6メートル、縦97センチのグラスアート作品「ブドウ」のほか、8人の作品など計40点を展示。また、会場入口には、ガラス工芸関連の書籍も並べた。

井上館長は「『学びの場からつながる場へ』を基本理念に『知る・学ぶ・楽しむ』ことを目指す図書館として、同じ思いを持つ竹島代表と共催で開催することになった」、竹島代表は「作品を見ていただいた人らが、新たな学びへとつながるきっかけになれば」と話していた。

期間中の16、17、19日の3日間、同館多目的室で、グラスアート体験を開く。参加費は500円(材料費含む)。いずれも午前10時と午後1時半で先着15人程度。申し込み、問い合わせは竹島代表=電話090(7619)0032=へ。