桑名で防災と住宅防火消防フェア 地震体験やドローン紹介 三重

【水中ドローンの操作方法などの説明を聞く来場者(右2人)=桑名市新西方のイオンモール桑名で】

【桑名】三重県桑名市と市消防本部は15日、桑名市新西方のイオンモール桑名で「防災フェア」と「住宅防火消防フェア」を同時開催した。多くの家族連れらが訪れ、心肺蘇生法や地震体験車で大きな揺れを体験したりして、楽しみながら防災や防火の大切さについて学んだ。

内航海運業の協同海運(四日市市)と、ドローン(小型無人機)による点検・測量を手がけるエムズリアライズ(桑名市)は、店の正面入り口付近で災害時に使用するドローンを展示した。水中・水上・空中ドローンの3機をそろえ、見学に訪れた人に操作方法などを説明していた。

心肺蘇生法の体験コーナーでは、家族連れらが女性消防団員のアドバイスを受けながら、訓練用の人形に胸骨圧迫を施していた。消防車や救急車の乗車体験もあり、親子連れの人気を集めた。

地震体験車で震度7の揺れを体験した同市大山田の佐藤真さん(32)は「自宅内の家具転倒防止対策を改めて見直してみたい」と話した。