G7交通大臣会合で「県を発信できた」 参加の中高生、知事に活動報告 三重

【一見知事(右から2人目)にG7三重・伊勢志摩交通大臣会合での活動を報告する中高生ら=県庁で】

G7三重・伊勢志摩交通大臣会合で、出席者の歓迎や案内に携わった県内の中学生と高校生が13日、県庁で一見勝之知事に活動を成果を報告した。

県によると、会合では14校の生徒らが大臣の歓迎などで協力した。伊勢音頭の演奏や人形芝居を大臣らに披露したほか、視察先を英語で案内。大臣らに贈った日本酒の木箱などの制作にも携わった。

この日は12人の生徒が県庁を訪問。歓迎レセプションでにぎりずしなどを大臣に提供した県立相可高3年の劉拓登さんは「食を通して県を発信できた。今後もグローバルな活躍をしたい」と抱負を語った。

ミキモト真珠島を訪れた大臣らに英語で真珠養殖などを紹介した高田高3年の臼本涼華さんは「大きな舞台で世界の方々に三重をアピールできたことは生涯の宝物。これからも成長したい」と話した。

一見知事は「大臣は英語力の高さに驚いていた」と生徒らの活動をたたえ、「経験が心に刻まれていると思う。苦しいときやつらいときは、これらの経験を思い出してほしい」と激励した。