登下校指導に横断旗 鈴鹿市に中勢自動車学校が寄贈 三重

【櫛田社長(左)から目録と横断旗を受け取る廣田教育長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市寺家6丁目の中勢自動車学校(櫛田拓真社長)は12日、交通安全対策と社会貢献活動の一環として、黄色の横断旗500本を市へ寄贈した。ことしで20回目で、寄贈本数は今回を含め計1万本となる。

来庁した櫛田社長(36)は「登下校の指導に活用していただきたい」とあいさつし、廣田隆延教育長に目録と横断旗を手渡した。

その後、廣田教育長は同社の長年にわたる子どもたちへの貢献活動に対し、櫛田社長に感謝状を手渡すとともに「大切に活用し、交通事故ゼロを目指して頑張る」と謝辞を述べた。

市によると、令和4年度の市内小中学生の交通事故件数は65件だった。

寄贈された横断旗は今後、市内公立幼稚園と小中学校に配布し、集団登校や登校指導で活用する。