三交イン、県内初の上級別館 伊勢市駅前、19日オープン 三重

【一面ガラス張りから展望が楽しめる客室(三交イン提供)】

【伊勢】三重、愛知両県を中心にホテルを展開する「三交イン」(名古屋市)は19日、伊勢市の伊勢市駅前に「三交イン伊勢市駅前・別館Grande」をオープンする。

同ホテルの上級ブランド「Grande」で、三重県内初となる。平成28年開業の「三交イン伊勢市駅前・本館~四季乃湯~」の別館として、隣接する複合ビル「MiraISE(ミライセ)」の9、10階に開業する。

伊勢神宮外宮に近い立地。客室は27―52平方メートルあり、通常よりゆとりがある広さになっている。一面のガラス張りから市街地を眺望できるデラックスツイン、畳スペースを備えたモデレートツインなど全37室。3―6人のグループ宿泊も対応する。

9階の別館専用フロントに併設された「スカイラウンジ」は、和モダンを基調とし、展望が楽しめる。「ウェルカムドリンクBAR」、6種類の多様な枕から選べる「まくらBAR」などのサービスもある。

小川哲也支配人(44)は「通常の三交インより広く、ゆったりとお過ごしいただける。家族連れやグループ、インバウンドなど幅広いお客さまに、伊勢志摩の観光を快適に楽しんでいただきたい」と話している。