みえ県展の入選作品を展示 桑名、洋画部門の16点

【作品を楽しむ来場者=桑名市東方のアートスペース美園で】

【桑名】桑名市東方のギャラリー「アートスペース美園」は11日、「みえ県展 絵画部門選抜展」を同所で開いた。5月20日から6月4日にかけて津市の県文化会館で開かれた「第73回みえ県展」の洋画部門で、入賞・入選した作品の中から16作品を展示した。16日まで。時間は正午―午後6時(最終日は午後4時まで)。

展示した作品は、ギャラリーのオーナーで洋画家の伊藤明淑さん(65)が選んだ。会場の桑名市に近い北勢や中勢地域の入賞・入選者に声をかけた。

優秀賞(県教育委員会教育長賞)に選ばれた松阪市のほんままいさん(39)の作品「タンポポ」は、画面いっぱいに複数の鳥を色彩豊かに描いている。

絵画とは別に、彫刻部門で岡田文化財団賞を受賞した桑名市の玉山正喜さん(81)が手がけた「湧き出る想い」も紹介している。

伊藤さんは「展示した作品はほんの一部だけど、楽しんでもらえたら」と話した。問い合わせは同ギャラリー=電話090(4860)3014=へ。