川崎第4分団が優勝 亀山で消防操法大会 三重

【優勝した第4分団=亀山市長明寺町の亀山消防署北東分署で】

【亀山】三重県亀山市は2日、同市長明寺町の亀山消防署北東分署で、令和5年度「第19回亀山市消防操法大会」を実施した。市内12分団総勢約400人が日頃の訓練の成果を競い合い、第4分団(川崎地区)が優勝した。

大会は、団員らの消防技術の向上と結束力を高め、士気の高揚を図るのが目的。大会長の櫻井義之市長は「平素より、火災発生時の消火活動や行方不明者の捜索など市民の安心・安全を守るために日夜尽力いただいていることに敬意と感謝します」と述べ、「本市として、災害対応の検証や教訓をもとに、消防団を始めとする地域防災力の強化に引き続き取り組む」とあいさつした。

12分団を代表して、第5分団の森川雄貴さん(35)が「消防精神のもと、日頃の訓練の成果を発揮し、大会に臨みます」と宣誓した。競技は、1チーム(5人)の団員が吸管とホース操作を協力し、前方に設置された標的を狙い放水で倒すまでの所要時間と小型ポンプの取り扱い、団員らの姿勢などを審査した。

優勝した第4分団以外の成績と個人の部最優秀賞は次の通り。

準優勝=第5分団(野登地区)▽3位=第6分団(白川同)

〈個人の部最優秀賞〉指揮者=▽松本直樹(第2分団)▽1番員=小林優真(第5同)▽2番員=伊藤裕治(第6同)▽3番員=木村公紀(第4同)