障害のある人が培った技能を競う 四日市で三重県大会

【カーペット床を清掃する「ビルクリーニング」種目の出場者=四日市市西日野町のポリテクセンター三重で】

【四日市】障害のある人が職場や学校などで培った技能を競う、第21回三重県障害者技能競技大会(アビリンピックみえ)が1日、四日市市西日野町のポリテクセンター三重で開かれた。7種目に52人が出場した。

「ビルクリーニング」の競技には5人が参加。カーペット床の清掃などに取り組んだ。「製品パッキング」では参加した3人が、化粧箱を時間内にどれだけ早くきれいに組み立てられるかを競った。

高齢・障害・求職者雇用支援機構三重支部が主催。障害者の職業能力の向上や、企業や社会の障害者雇用を促進する目的で開き、伊勢新聞社などが後援している。各競技の成績優秀者を、11月に愛知県で開催される全国大会への推薦候補者にするという。