高齢者らスマホ学ぶ 四日市、音声検索に挑戦 三重

【携帯電話会社のスタッフ(左)からスマホの操作の仕方を教わる参加者=四日市市蔵町の市なやプラザで】

【四日市】シニアサークル「男の囲炉裏端(いろりばた)」の会(志田米蔵代表)は29日、スマートフォンの使い方を学ぶ「今さら聞けないスマホの基本講座」を三重県四日市市蔵町の市なやプラザで開き、シニア世代の市民13人が参加した。

サークル結成11周年の記念事業として、一般市民向けに開いた講座。ドコモショップ四日市生桑店のスタッフが講師を務め、スマホでのインターネットの使い方を教えた。参加者は自身のスマホを手に、音声検索に挑戦。スマホを操作し、内臓されているマイクに向かって「明日の天気は?」と話しかけた。

参加者の多くがインターネットを利用するときは、スマホでなくパソコンを使っているという。同市三重の髙橋明男さん(87)は「スマホで使うのは、電話とカメラくらい。早く操作に慣れて、インターネットも使えるようになりたい」と話した。

このほかにも、スマホに届く詐欺メールなどに注意するよう指導を受けた。