伊勢市社協に20万円寄付 横浜ゴム三重工場

【宮崎会長に寄付を手渡す大楽工場長(右)=伊勢市のハートプラザみそので】

【伊勢】伊勢市御薗町高向の横浜ゴム三重工場は23日、地域福祉に役立ててもらおうと、5月に開催したイベントでの売り上げ金の一部20万円を、市社会福祉協議会に寄付した。

同工場は例年5月に、地域交流イベント「ふれ愛まつり」を開催し、従業員による飲食などの出店の売り上げ金の一部を、社協に贈り続けている。今年、まつりはコロナ禍の影響で四年ぶりの開催となり、当日は地域住民ら約3500人が来場しにぎわったという。

同市のハートプラザみそので寄付の贈呈式があり、同社の大楽貢工場長が、社協の宮崎吉博会長に手渡した。

大楽工場長は「コロナが落ち着いても、物価高や自然災害などの影響で苦しむ人に、少しでも役立ててもらえたら」と話した。

宮崎会長は「コロナが収っても生活困窮は続く。困窮家庭のこどもの学習支援など、有効に活用したい」と感謝した。